2023年にも、転移再発を繰り返し余命宣告を受けていた癌患者のかたの自然治癒が確認されました。
上田に居た時も脳腫瘍が再発された方の寛解が確認されています。
大田区の時も鍼灸治療だけで一ヶ月半の腫瘍完全消失、自然治療したケースがありました。
その他ほとんどは治癒しても病院の治療と併用しているので鍼灸がどこまで効いたのか分からないのですが、上記のケースは病院から見放されていたため殆ど鍼灸単独治療でした。
ですから、悪性腫瘍の自然治癒というのが存在していると言えます。
わかりやすく一言で説明するなら、癌は様々な要因で血液が濃くなってしまう病気です。
東洋医学では「瘀血」(おけつ)と呼びます。
癌も細胞の集まりですから、細胞分裂をして大きくなっていくにはそれ相応の環境が必要です。
癌が育っていくのに相応しい環境が「濃い血液」である事に疑いの念はありません。
癌を宣告されて絶望してしてしまうのは、癌の進行や転移が予想よりも進んでいた時と、癌の悪性度合いが高かった時ではないでしょうか。
でも、よく考えてみるとそれは癌自体の問題であって、癌を育ててしまう環境のことではありません。
例えば淀んだ川にブラックバスが放たれて、川の生態系が破壊されていくとします。
川にとってブラックバスは日本古来の生態系を破壊する癌のようなもの。
悪性度が高いというのは、川の生態系を破壊するのがピラニアだった場合です。
より凶暴で、動くものはエサだと思って何でも食べ尽くす。
悪性度が高いというのは、癌を調べてみたらブラックバスではなくて、より凶暴なピラニアだったというケースですね。
私に言わせれば、それで絶望するのはおかしい。
ブラックバスだろうが、ピラニアだろうが、渓谷の沢のような川に放したら生きてはいけません。
エサも、水温も、水の流れも、ブラックバスやピラニアが生きられる環境ではないから。
ですから、血液の質が変われば癌は生きてはいけないのです。
癌が繁殖しやすい血液というのは
1.糖質や脂肪が多い
2.本来弱アルカリ性を示す血液ですが、そのアルカリ度合いがやや弱い
3.血流が悪い
癌患者に見られるこうした典型的な特徴を、短期間に
1.血液中の糖質や脂質を減らす
2.血液のphを少しアルカリに傾ける
3.血流を改善する
そうする事ができたなら、少なくとも癌の進行は止められます。
その後は持久戦になりますので、血液の薄くて清らかな流れを無理なく持続させていく事で、後の自然退縮に繋がっていくわけです。
どうすれば短期間に血液の質を変えられるのか。
鍼治療には血流を改善して瘀血をなくす治療法があります。
施術の方法は流派などによって色々とあるようですが、私の治療のやり方は、全身に細い鍼を50箇所ほど刺して暫く置く(置鍼)というやり方です。
癌の部位によって多少ツボは変わりますが、殆どは気血を動かす経絡や経穴を使用しています。
それと、もう一つ重要なのは食事指導です。
血液の薄め方であったり、血流を改善していくための食事。
何を摂るかよりも、何を食べてはいけないかが重要です。
あとはストレス対策が非常に大事です。
ストレスでも瘀血はつくられます。
潜在意識に不安や恐怖、絶望といったマイナス要素が刻まれている場合が多く、これをひっくり返すためには短期間で体調だとか、検査結果などに大きな改善が必要になります。
潜在意識レベルで「これは治りそうだ」という希望が生まれてこないと瘀血体質は中々変わってきません。
どこかで「どうせ気休めだ」という意識がまさってしまいます。
治った方々は皆さん治療開始直後から大きな体調の変化が見られました。
心の状態と血液の質というのは結びつきが強い。
これは皆さんが思っている以上に治癒には不可欠な要因です。
鍼灸治療、食事指導、ストレス緩和。
これがうまくいくと、血液が薄まります。
癌の進行度合いや悪性度に関係なく、進行を止める事が可能です。
特に若くて悪性度が強い癌だと、治療に苦しむ事が多い割には、治癒という結果に結びつかないのが西洋医学の現状だと思います。
東洋医学は癌を叩くのではなくて、眠ってしまっている自然治癒力を目覚めさせる治療です。癌の悪性度に関係なく若い人ほど治りやすいのは事実です。
実際70代以降の高齢者ではなくて、60才代までの方が自然治療しています。
若くて悪性度が強いと治らないというのは、西洋医学的な常識です。東洋医学ではそんな事はありません。
抗がん剤治療はやりすぎると血液が酸化して、血液の本来あるべき姿には戻らなくなってしまいます。
病院の治療から切り替える頃合いを見誤ると手遅れになってしまいかねない。
視点を変えてみた時に、別のルートから生還する道筋が見えるかもしれません。
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