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何故不妊は激増しているのか

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不妊症はこの15年間、ずっと増え続けています。15年前に不妊治療を始めた頃は、これほど多くはありませんでした。

不妊症以外にも、流産や生まれてくる子供の健康に問題があったり、生まれてきてくれた後も思い通りに成長してくれない悩みを頻繁に耳にするようになりました。

鍼灸の治療だけで魔法のようにこうした問題が解決できれば良いのですが、現実はそんなに甘くはありません。

私は子宝治療と銘打ってこの問題解決にのめり込むようになり、治療とは別の大切なことに気がつきました。

以来ずっと鍼灸や東洋医学以外の分野に見識を広め、勉強してきました。

身体の悪いところを見つけて治すという古典的な治療法では、どうにもならない問題があります。

それは化学物質と免疫の問題です。

身体に病原体が侵入してきて細胞に感染していくと病気を発症することは皆さんご存知だと思います。

そして、身体には免疫といって、感染した細胞を攻撃して病原体を淘汰する機能があります。

こうした身体から異物を排除する機能は、何も菌やウィルスのような病原体だけに作用するものではありません。

食べ物、水、空気などに含まれる化学物質のような異物に細胞が汚染されても、免疫は排除する為に攻撃をしかけます。

化学物質が、精子、卵子、受精卵、子宮内膜細胞を汚染すれば、当然免疫はそれらを容赦なく攻撃します。

子宮内膜細胞に乳酸菌が多くいると、化学物質は乳酸菌が分解してくれますが、悪玉菌が多いと汚染物質を餌にして繁殖してしまうため、更に免疫の攻撃対象になります。

25歳くらいまでは、化学物質たっぷりのジャンクフードをたくさん食べていたとしても、現状は大体妊娠はできます。

これは、若い人は代謝が活発で、体内に侵入してきた化学物質に細胞が汚染される前に、酵素分解されるからです。

こうした食べ物などに含まれる化学物質の分解酵素は腸内細菌によって作られます。25歳くらいまでは腸内環境が善玉菌優位に働くので若い人は毒を食らっても割と平気でいられるのです。

ところが25歳を越えるころから悪玉菌が増えて腸内環境は悪化します。化学物質の分解酵素は減り始め生殖細胞は化学物質に汚染され始めます。腸内細菌が悪化するに連れて細胞の汚染物質は蓄積されていき自分の身体の一部でも常に免疫から攻撃を受けるようになります。

炎症などの症状が出て数値が異常値になると自己免疫疾患と診断されることもありますが、実際はそこまで行かなくても妊娠が阻害されることは多く、その場合は原因不明の不妊と診断されます。

化学物質は数えればきりがないほど私たちの生活に深く入り込んでいます。人によって不妊の原因物質は違うかもしれません。

コーンシロップ(葡萄糖果糖液糖)や植物油、安価な肉や玉子、小麦、遺伝子組み換えとうもろこし、遺伝子組み換え大豆などから検出されているグリホサートという除草剤成分はその代表格です。

また、イソシアネート、第四級アンモニウムなど、柔軟剤や除菌スプレーに含まれる成分も呼吸器系から侵入してくる明らかな不妊物質です。

コンビニ弁当、ペットボトルなど、フタル酸エステルや類するもので作られたプラスチックや発泡素材の容器を温めたり凍らせたりすると不妊物質が大量に食材や飲料に溶け出します。これらの成分も不妊カップルからは大量に検出されています。

男性も女性もです。

それらの物質が直接生殖細胞を傷つけるのではなくて、それらの物質に汚染された生殖細胞が免疫のターゲットになり攻撃を受けるため妊娠や胎児の成長が阻害されます。

普通の疾患だと、鍼灸師は鍼灸で治せばよいのですが、不妊治療ではそういうわけにはいきません。化学物質の摂取量を減らすことは不可欠です。

ですから、何にどういう物質が含まれていて、どの物質を多くとっていると身体にどういう症状や反応が出るのかを知っていなければなりません。

長い時間をかけて蓄積された汚染物質を排除するのは難しい方も少なくはありません。腸活で腸内環境を整えることは必要ですが、このところ取り組みがうまくいっている効果的な方法としては、抗酸化力の強化と、Tレグ細胞の活性というのがあります。

抗酸化力は、免疫の攻撃が「異物を酸で溶かす」性質であるため、細胞の抗酸化力を強化して免疫の攻撃から生殖細胞を守るものです。

鍼灸治療は細胞の抗酸化力を高めます。また、抗酸化力を上げる食材やサプリメントもあります。

もう一つの聞き慣れないかもしれませんが、Tレグ細胞はTリンパ球の一種です。

Tレグ細胞は、Tリンパ球に精子、卵子、受精卵、胎児を攻撃しないように諌めることができます。

Tレグ細胞は腸のほかに胸腺という、加齢で機能がガタ落ちする器官でも作られます。腸活の他に胸腺の再活性を鍼灸でおこないTレグ細胞を増やします。

また、Tレグ細胞を活性させるための腸活に相応しいプロバイオティクスを摂って頂いております。一日あたり数十円のものです。

このところずっと品薄なので商品名の公表は差し控えさせて頂きます。

まとめると、不妊が増え続けている原因は、生殖細胞の化学物質による汚染と、それに伴う免疫機能の攻撃です。

それに対する「子宝治療」は

まず、化学物質の摂取量を減らす。

治療は主に腸と免疫(東洋医学では五臓の「脾」という概念)

プロバイオティクスや食生活の改善を利用した腸活。

代謝を上げるための呼吸や運動や生活習慣全般の見直しなどです。

現代は未曾有の少子化社会ですが、一昔前の中国では一人っ子政策などという愚策が取られていました。当然子供の数は減りますが、医学は進歩して長生きは美徳とされますから人は中々死ななくなります。

当たり前のように、世界中が少子高齢化社会になろうとしています。子供は減っても高齢者は死にませんから世界人口はまだ増えています。

今世界で何が起きているのか冷静に見守っていかなければなりませんが、一つ間違いないことは、今の日本の社会というのは、世界中が人口を減らすために家族計画とか少子化のための政策を取っていたころと基本的に変わっていません。

ですから、社会通念に乗っ取って普通に生きていたら、授かることが難しい世の中です。

常識や社会通念、そして当たり前だと信じ込んでいる美徳でさえも多くは子宝を授かるためにはマイナスに働いているのです。

そうなると、子宝を授かるためにはある種の非常識で反社会的な行動を取る必要があります。(ルール違反や暴力をお勧めするわけではないですよ念のため。)

妊活とか、健康だとかのために良いとされている、または正しいと思い込んでいる日常に、実は妊娠を阻害する様々な悪しき習慣や常識が潜んでいます。

しかも、それを改善しない限り妊娠は難しいし、妊娠できても流産や死産の原因にもなる要因がいくつも存在しています。

正しいと信じ込んでいるうえに、それを選択するのが心地よいわけですから、そうした常識を打ち破ってストイックに妊活に取り組むのは簡単ではありません。

何故不妊症が増えているかといえば、それはそういう社会になっているからとも言えます。

この先も暫くそれは変わらないでしょう。

授かるために変わらないといけないのは、あなたです。

お気軽にお問い合わせ下さい TEL 0268-75-0187 診療受付時間 月曜日~土曜日9:00~19:00

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