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妊活のメンタル

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子供達が熱中して観ているアニメーションに、「転生したらスライムだった件」というタイトルのものや、「Re.ゼロから始める異世界生活」といったものがあります。

子供と一緒に少し見ていると、哲学や量子物理学などに裏打ちされた「なるほど」と感心させられる面もあります。

ちゃんと見ていないから説明は適当ですが、おそらく「転生したらスライムだった件」というのは、不慮の事故で亡くなった若者が生まれ変わったらスライムになっていたというものです。スライムというのは突拍子もないと思いましたが、誰にでも何にでも擬態できるという意味なのですね。

そして、困難を乗り越えてヒーローになるみたいな感じでしょうか。

ざっくりしすぎですが。

「Re:ゼロ」は無限ループのお話です。何度も死んで、その都度時間軸の分岐点へ戻って違う選択をする事で難題をクリアして別の時間軸へと乗り替わり、引きこもりだった主人公がどんどんと成長していくみたいな感じだと思います。

内容をご存知のかたからお叱りを受けるかしれませんが、だいたいこんな感じというところでお許しください。

私たちが子供の頃は「死んじゃダメだ」「死を美化するな」「死んだら何もかもおしまい」「人生は一度きり」そして「死後の世界は無」みたいな教育でしたから、死後の世界なんて非科学的だという潜在意識を持たされている人は多いと思います。

個人的には今の子供達に刷り込まれている「魂は永遠」という死生観のほうが、死んだら何もかもおしまいという刹那的な我々世代の死生観よりも、ずっと健全で前向きだと思います。

子宝治療の前は、末期癌の方のQOL(クオリティーオブライフ)改善を仕事にしていた時期がありましたが、予後が芳しくないかたは皆さん「死」への恐怖や抵抗というのが強いかたでした。

「まだ死ねない」「あと◯年は生きたい」「まだやらなけれなならないことがある」そう言う事をいう人が殆どで、周囲も「がんばれ」「絶対治る」「諦めちゃいけない」とか、死を怖いもの、悪いものと決めつけて接する人が多かったと記憶しています。そういう方の癌は進行が早いです。

人の死生観というのは、潜在意識が支配しているので、死ぬのが怖いという潜在意識に支配されている人は、何を言われても死が怖いのです。

身体の中に悪性の腫瘍が存在しているということを一日中ずっと気にかけているし、死に対する恐怖がずっと交感神経を刺激して免疫力を低下させます。

治るわけがありません。

でも、癌を患って病院の予後が悲観的だった方でも、病院の予想通りには悪くはならない人もたくさんいます。

中には手術も抗がん剤もやらないで治ってしまう人もいます。

そういうかたは決まって、闘病生活を楽しんでいられます。病気と闘うというよりは、健康になるためにこうしたら良いと信じていることを楽しんでやられているように見えます。やるだけやったし、ダメなら仕方ない。人間誰もがいつかは死ぬ。そんな風に達観されていたりもします。周囲には諦めているように聞こえる場合もありますが、別に諦めているわけではなくて、自分なりのやり方で残りの人生を充実させようとしているのですね。

妊活に臨む方のメンタルも、これと全く同じです。

うまくいかない方の多くは「このまま、子供がいない人生になったらどうしよう」そして、「子供ができなかったら、子宝に恵まれた人と比べて不幸な人生を送る」と決めつけている部分があります。

あなたはあなたで、昔からずっと変わっていないのに、あたかも自分が「不妊症」という悪い病に犯されていて「治らないかもしれない」と潜在意識のどこかで絶望しているようにもみえます。

そういう人に慰めや励ましは逆効果です。慰めてほしくもないでしょう。

どうしたらそういった恐怖感を伴うような「負の意識」から解放されると思いますか?

まず、潜在意識にあるのが子供を産んで育てるという本能ではなくて、一生子供を授からないという不安である場合の問題です。

自律神経が常に交感神経優位に働き、幸福ホルモンや女性ホルモンに満たされていないという圧倒的な不利があります。

どうすれば良いと思いますか?

それは、ご自身が妊娠しにくくなっている理由を知り、納得することです。そして、何をどうしたら改善できるのかを知り、納得することです。

病院で「原因不明の不妊」と診断されたかたについてはなおさらです。

原因がハッキリしているかたは、改善させるための努力をしていきましょう。阻害要因が取り除かれることでストレスからは解放されます。

原因不明のかたにも東洋医学的には必ず原因がありますし、イリシア的にも原因は説明が可能です。あとは、それに納得して改善努力ができるかどうかです。

こちらで指摘する原因には必ず心当たりがあるはずです。そのあたりはタップリと時間をとって説明させて頂きます。

そうやって、不安を取り除いたら、今度は妊娠のために大切な、いつもとは違った何かを「上積み」させる必要が出てきます。

本来妊娠するためには、強い興奮状態になる必要があります。少なくとも男性、女性のどちらかが強く「発情」していなければなりません。

性の営みに「したい」という強い欲求が伴っていないのであれば自然妊娠は難しいでしょう。精子と卵子が出会えば妊娠するというものではありません。

よく、妊活を辞めたらすぐに妊娠したという話を聞きます。妊活を辞めたのに、どうして夫婦の営みをやったのですか?

それは「したい」という強い欲求があったからです。

色々と努力して、健康的な身体になっていたけれど、最後ストレスだけが妊娠の邪魔をしていたのですね。

ノーストレス。パートナーから求められる喜び。愛されているという実感。

性行為の時の、心の状態は大切です。

これさえあれば妊娠できるという部分の話ではないのですが、自然妊娠の大前提ではあります。

あとは、失ってしまった生物学的な妊娠適齢期(10代から20代前半)の若さを取り戻すために、やるべき事をやって結果を待つだけです。その際の精神状態はおそらくこうです。

やるべき事はやった。人事を尽くして天命待つ。

潜在意識の不安に駆られて、ダメだったらどうしようとは、もう思わないはずです。

「今月こそは妊娠出来ますように」

「今回の移植こそは陽性判定が出ますように」

こんな風に根拠もなく不安いっぱいで、神頼みみたいだった頃の妊活とはもはや別次元になっている筈です。

ストレス→交感神経刺激→ノルアドレナリン→男性ホルモン分泌→不着床

ストレス解放→副交感神経刺激→アセチルコリン→幸福ホルモン、女性ホルモン分泌→着床

ホルモンは大丈夫です! 病院で正常値だと言われました。

いえ、違うんです。大量分泌が起きても1時間後には正常値になります。病院の問題ないという検査結果は、平常時の値には問題がない、平常時の不足はないという意味であって、妊娠する時に必要な性ホルモンの爆発的な分泌が起きていると証明してくれているわけではありません。

ストレスが性ホルモンの爆発的分泌を妨げてはいませんか?

ストレスはバカにはできない筈なのですが、もしかしたら、現在の生殖医療に一番不足しているのはメンタルケアなのかもしれませんね。

 

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